ニキビ予防
ニキビ予防で大切なのは、肌を清潔に保ちながら、乾燥や刺激を増やさないことです。
ニキビは、皮脂の分泌、毛穴の詰まり、乾燥、メイクの落とし残し、睡眠不足、ストレスなど、いくつかの原因が重なってできやすくなります。
完全に防ぐことは難しい場合もありますが、毎日の洗顔、保湿、生活習慣を整えることで、肌の負担を減らし、ニキビができにくい状態を目指すことができます。
ニキビ予防の基本
ニキビ予防の基本は、余分な皮脂や汚れを落とし、肌に必要なうるおいを守ることです。
皮脂が気になるからといって何度も洗顔したり、肌を強くこすったりすると、刺激になって肌荒れにつながることがあります。
毎日のケアでは、やさしく洗う、保湿する、肌を触らない、メイクをきちんと落とす、生活リズムを整える。この5つを意識すると分かりやすいです。
洗顔はやさしく行う
洗顔はニキビ予防の大切なポイントです。
朝と夜の1日2回を目安に、洗顔料をしっかり泡立てて、泡で包むように洗いましょう。手やタオルでゴシゴシこすると、肌に刺激を与えてしまうことがあります。
すすぎ残しは肌の負担になりやすいため、髪の生え際、あご、フェイスラインまで丁寧に流します。洗顔後は清潔なタオルで押さえるように水分を取るのがおすすめです。
洗いすぎないことも予防になる
ニキビを予防したいときほど、肌を何度も洗いたくなることがあります。
しかし、洗いすぎると肌に必要な皮脂まで落ちてしまい、乾燥や刺激につながることがあります。乾燥した肌は毛穴が詰まりやすく感じることもあります。
汗をかいたときは放置せず洗い流すのがよいですが、普段は洗顔回数を増やしすぎず、やさしい洗い方を続けることが大切です。
保湿で肌の調子を整える
ニキビ予防では、保湿を抜かないことも大切です。
肌が乾燥すると、角質がかたくなったり、肌のバリア機能が乱れたりして、ニキビや肌荒れを感じやすくなることがあります。
化粧水でうるおいを補い、乳液やクリームで水分を逃がしにくくしましょう。重い使用感が苦手な場合は、軽めの乳液やジェルタイプを選ぶと続けやすいです。
メイクや日焼け止めを落とす
メイクや日焼け止めが肌に残ると、毛穴の詰まりにつながることがあります。
ファンデーション、下地、日焼け止めを使った日は、帰宅後にクレンジングでやさしく落としましょう。落とすときに強くこする必要はありません。
クレンジング後は洗顔で残りを流し、最後に保湿まで行うと、肌の乾燥を防ぎやすくなります。
化粧品は肌に合うものを選ぶ
ニキビができやすい人は、化粧品選びも予防につながります。
油分が重すぎるものや、刺激を感じるものは肌に合わない場合があります。新しい化粧品を使い始めてからニキビが増えたと感じるときは、いったん使用を控えて様子を見ることも大切です。
選ぶときは、ノンコメドジェニックテスト済み、オイルフリー、アルコールフリーなどの表示を目安にすると選びやすいです。ただし、すべての人にニキビができないという意味ではないため、自分の肌に合うか確認しながら使いましょう。
髪や寝具を清潔にする
肌に触れるものを清潔に保つことも、ニキビ予防では大切です。
髪の毛が顔に当たると、整髪料や皮脂が肌につきやすくなります。前髪やフェイスラインにニキビができやすい人は、髪が肌に触れにくいように工夫してみましょう。
枕カバー、タオル、マスク、メイク用のパフやブラシも、肌に直接触れるものです。こまめに洗ったり交換したりして、清潔な状態を保ちましょう。
ニキビを触らない習慣をつける
ニキビができそうな部分や、できている部分を触ると、刺激になって悪化することがあります。
無意識に顔を触るくせがある人は、頬杖をつかない、スマホを顔に強く当てない、鏡を見すぎて触らないなどを意識してみましょう。
ニキビをつぶすと跡が残りやすくなることもあるため、気になっても触らず、必要な場合は皮膚科で相談するほうが安心です。
睡眠と生活リズムを整える
睡眠不足や不規則な生活が続くと、肌の調子が乱れやすくなります。
夜更かしが続くと、肌の回復に必要な時間が足りなくなることがあります。毎日完璧に整えるのは難しくても、できるだけ同じ時間に寝起きすることを意識しましょう。
スマホを見ながら夜更かししてしまう場合は、寝る前だけ画面を見る時間を少し短くするところから始めるのもよい方法です。
食生活を見直す
食べ物だけでニキビの原因を決めつける必要はありませんが、食生活の偏りが続くと肌の調子に影響しやすくなります。
甘いものや脂っこいものを完全に禁止するより、食べすぎが続いていないかを見直すことが大切です。
主食、たんぱく質、野菜、海藻、きのこ類などをバランスよくとり、水分もこまめに補いましょう。
ストレスをためこまない
ストレスが多い時期は、睡眠や食事が乱れやすくなり、肌の調子にも影響することがあります。
ストレスをゼロにするのは難しいですが、深呼吸する、軽く体を動かす、湯船につかる、早めに寝るなど、自分が続けやすい方法で休む時間を作りましょう。
気持ちの問題だけでニキビが決まるわけではありません。自分を責めず、できるところから整えていくことが大切です。
紫外線対策も忘れない
紫外線は肌の乾燥や刺激につながることがあります。
日中に外へ出るときは、日焼け止め、帽子、日傘などで肌を守りましょう。ニキビができやすい肌には、ノンコメドジェニックやオイルフリーと書かれた日焼け止めが使いやすい場合があります。
日焼け止めを使った日は、夜にきちんと落とすことも大切です。
予防しても繰り返すとき
毎日気をつけていても、ニキビができることはあります。
赤みや痛みが強いニキビ、同じ場所に何度もできるニキビ、跡が残りそうなニキビは、自己流で長く悩まず、皮膚科で相談することをおすすめします。
ニキビ予防は、完璧に防ぐためではなく、肌の負担を減らして、繰り返しにくい状態を目指すためのものです。
続けやすい予防から始める
ニキビ予防は、特別なことを一度だけするより、毎日続けられる小さな習慣が大切です。
まずは、やさしく洗顔する、保湿する、メイクを落とす、顔を触らない、寝具を清潔にする。このあたりから始めてみましょう。
全部を一気に変えようとすると続きにくいので、自分の生活に取り入れやすいものから少しずつ整えていくのがおすすめです。
