シワの原因

シワができる原因を大きく分けると、
急に痩せたりすると、皮下脂肪が急激に減少し、 皮膚がたるむ、ハリがなくなる
表情の豊かな人は、筋肉の動きによって、表情しわとして目もとや口もとにできる
表皮の機能低下によって発生する
があります。

1と2は、私にはどうしようもありませんので3について詳しく説明しようと思います。

人間の皮膚は、外側から表皮 真皮 皮下組織の三層で成り立っています。皮下組織は脂肪の層になるので美容の観点から表皮と真皮が重要になります。

しわは表皮の機能低下からできる小じわと真皮の機能低下からできる深いしわの二つに分けることができます。

真皮の機能低下の原因

●活性酸素
ストレスや喫煙などで活性酸素が発生。肌が酸化することにより、真皮層のコラーゲンが変質して硬くなり、弾力がなくなります。

●角質や真皮層の弾力低下
加齢により、角質層の天然保湿因子(NMF)や細胞間脂質の量が減ってきたり、真皮層のコラーゲンやエラスチン、その間を埋めるヒアルロン酸などの量が減少して肌の弾力が低下してきます。

●女性ホルモンの減少
女性ホルモンは皮膚の弾力を支える真皮層コラーゲンやエラスチンや角質層のヒアルロン酸の生成にかかわってきます。女性ホルモンは20代から30代前半をピークに減少し始めます。

どんなしわも根本的な原因は、もちろん皮膚の老化。
真皮層にある「コラーゲン」や「弾力線維(エラスチン)」が加齢により、量が減少したり変性することにより、肌の弾力が失われてきてしまいます。

表皮の機能低下の原因

●紫外線
最も大きな原因は何といっても紫外線です。

紫外線は、いわゆる「日焼け」を起こすものと思われがちですが、それだけではなく、「光老化」というものを起こすのです。
いつも衣服で覆われている部分とちがい、顔は常に露出しており、「光老化」に侵されやすく、シワも目立ってくるのです。

紫外線は、お肌にあたると炎症反応を引き起こし、分解酵素をたくさん作らせます。この分解酵素がコラーゲンを切断するため、大切なコラーゲンをボロボロにしてしまうのです。そして、最終的にコラーゲンが減ってしまい、お肌を支えることができなくなります。

●お肌の乾燥
もうひとつの大きな原因は、乾燥です。ずっと乾燥にさらされると、角質層の表面が乾いてはがれやすくなり、隙間ができてきます。この隙間から、表皮の水分が蒸発していきます。その結果、水分を失った皮膚は薄く硬くなり、小ジワが出来てしまいます。

目のまわりの皮膚は薄く、とてもデリケートな部分です。たとえば、頬やオデコの皮膚と比べて、目のまわりはとても薄くなっています。そのため、顔のなかでもとくにシワの寄りやすい部分といえます。

残念なことですが、深くなってしまったシワをスキンケア(お手入れ)や抗シワといわれる化粧品を使っても消すことはできません。

関連ページ

シワ対策
シワ予防

サブコンテンツ

このページの先頭へ