昼寝について

昼食を食べ終わった後は、眠たくなることがあると思います。
眠たいまま日中を過ごすと、病気や怪我を起こすリスクが上昇してしまいます。
昼寝には、眠気を覚ます以外にも様々な効果があります。

昼寝の効果

・睡眠不足解消
夜の睡眠不足を補ってくれるのと、昼寝が夜の睡眠を深くすることが期待できます。

・リラックス効果
筋肉の緊張がほぐれ、血液やリンパの循環がよくなります。脈拍や血圧が下がるため、心も体もリフレッシュされる。

・疲労回復
脳の活動が休まるだけではなく、目を閉じることで目がリラックスをして、目の疲れも取れます。

・集中力アップ 
脳や神経が休まるので、昼寝をして意識をはっきりさせることで頭も冴え、自然と集中力が上がります。

・ストレス解消  
ストレス源を一時的に完全にシャットアウトするため心身が調節されイライラがおさまります。

・美肌効果
成長ホルモンが分泌され、コラーゲンなどの生成が促され、日中に浴びた紫外線などで傷ついた肌を修復して、お肌や体調を整えてくれます。お肌のハリが蘇ります。

・ダイエット効果
夜は睡眠前に食事をするのは良くありませんが、昼食後の睡眠は脂肪の代謝を促進するノルアドレナリンの分泌を増やし、痩せやすくなります。

・心臓疾患のリスク低下
30分の昼寝を継続した人たちは、昼寝をしない人に比べて心臓疾患に懸かるリスクが37%低下したという調査結果があります。

などいろんな効果があります。

昼寝のポイント

眠り始めると人間はノンレム睡眠に落ちていきます。30分経過後くらいから、ノンレム睡眠でも最も深い眠りになってしまうので、昼寝をしてもいい時間は最大で30分。

30分以上眠ると、そのときに深い睡眠があらわれてしまい、夜に深い睡眠が激減。

これにより成長ホルモンの分泌も減少するため、疲れがとれないばかりか健康上にもよくないので20分ぐらいで起きるのが理想です。

カフェインは飲んでから眠気を覚ます効果が出るまで時間がかかるので、昼寝の前にカフェイン飲料を飲むと、起きた時にすっきり目覚められます。
起きたら光を浴びたり、顔を洗ったり、ツボを押したりすると、とてもスッキリします。

夜にあまり眠れなかったという方は昼寝に目を向けてみましょう。午後3時以降の昼寝は体内リズムが乱れる原因となりますので変な時間には眠らないようにしてください。

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